児童発達支援 食いっぱぐれないプロジェクト

キッザニアに行こう!自閉っ子が安心して楽しむための準備③服装

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自閉っ子がキッザニアを思いっきり楽しむために♫こだわりがあったり、苦手なことが多かったりする自閉っ子とのお出かけは、何かと心配や不安が尽きないもの。そんな自閉っ子親子がキッザニアを満喫するために服装で工夫できる事をご紹介します!!

【土日はファミリーでごったがえすことも多いキッザニア!!自閉っ子ママに知っておいてほしいこと】

メキシコ発祥の子ども向け職業体験型テーマパークのキッザニア。
楽しみながらリアルな職業体験、社会体験ができると、ファミリー層から大人気のテーマパークです。

当然ながら、平日よりもお仕事や学校が休みの時の土日や、夏休み期間中などは、多くの人で賑わいます。
人、人、、人、、、人、、、、ーー!!

子ども向けに、実際の3分の2に縮小された小さなパビリオンが立ち並ぶこの子どもの国の中は人で溢れ、デイズニーランドやUSJにも匹敵するほどの混雑ぶりとなる事もあります(涙)

私たち大人でも、何かと避けたい人混み。
ましてや、脳に様々な特性を持った自閉っ子達にとっては、人でごったがえす施設などは、できれば避けて通りたいものですよね。

我が子の特性やパニックになった時の周りの目を考えると、とてもじゃないけれども、人でごった返す施設なんか行けるわけない!!と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

もし可能であれば、平日など、比較的空いてる日や時刻を狙って、キッザニアに行ける方がベターですが、そうはいっても、普段の平日は、子ども達は学校、ママ達は仕事、である場合が大半だと思います。

それだけ混んでいるのには、もちろん理由があります。
それは、キッザニアが単にお仕事体験ができるから、というだけではありません。

たくさんあるパビリオンの中から、子ども一人一人のレベルに合ったお仕事を選んで、その子なりのやり方で、何か一つでも、少しでもお仕事や体験ができれば、お大きな花丸がもらえるシステムだからです。

普段、何かと成功体験を経験しにくい自閉っ子達。
そんな中でも、少しでも我が子に、‘できた!‘と思える経験をさせてあげたい!!
そんな風に思われる自閉っ子ママも多いのではないでしょうか。

もちろん、苦手な人混みへ出掛けていくには、お子さんだけでなく、ママにとっても大きな挑戦となるでしょう。
それでもぜひ、キッザニアへ行ってみてほしい!!

そう思うのは、少しでも自閉っ子達の脳へポジテイブな刺激を入れて、自信をつけて欲しいから。

ポジテイブな経験は脳の発達には欠かせないと言われています。
特に自閉っ子をはじめとする、発達障がいを抱える子どもたちを取り巻く社会は、普通に生活しているだけでは、このポジテイブな体験を得にくいです。

だったら、自己肯定感が高まり、成功体験を積ませてくれることを目的とした施設があったら、ぜひ行ってみたい!!と思われないでしょうか?
今回は、そんな自閉っ子ママに、事前に準備できること:服装編についてご紹介していきます。


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【多動&感覚過敏がある、重度知的障がい+自閉っ子の息子を抱えて】

私には小学3年生の発語がほぼない重度知的障がいの自閉っ子ボーイがいます。
我が息子は、長時間じっとする事が苦手で、定期的に走り回ったり、くるくる回ったり、ぴょんぴょん跳ねたりしています。

多動傾向があり、興味があるものが一度目に入ると、周りも見ずに一直線に走り出し、その対象物のところへ行ってしまいます。
人混みの中だと、秒で見失い、一瞬にして迷子です(汗)

もちろん、名前を呼んで待つように言えば止まることはできますが、人が大勢いる中では、当然ながら、私の静止の声も、彼に届きにくくなります。

また、息子には感覚過敏があります。
少しでも服が濡れると、すぐに着替えたがり、いくらこちらが、「そこまで濡れてないから大丈夫だよ」と説明しても、頑なに着替えたがることが多いです。

他にも、初めての場所や人が苦手です。
経験したことのないことに関しては、自分が興味のあること以外はまずやりたがりません。

なので、帽子や手袋、ブーツ、指定された制服などを着るには、ある程度の慣れが必要で、突然「はい、これ着てね!」と手渡されても、「No!!」と拒絶してしまいます(涙)

越えなければいけないハードルがいくつもあるように感じるキッザニアに、あえてうちの自閉っ子を連れて行こうと思ったのはなぜか。

それは、少しでもプラスの経験を息子にさせてあげたいから。
息子の脳の発達にとって、少しでも好影響を与えてくれることがあるのなら、とにかくやってみよう!と思ったからです。

越えなければいけないハードルに対しては、事前準備で対応しよう!!!
準備できることがあるのなら、対策はできるはず!

そう前向きに考えて、キッザニアチャレンジをしてみよう!と思いました。

【小児期には小児期にしかできない体験がある】

ママ達の中には、日々の学校生活や日常を送るだけで精一杯で、休みの日はできたらおうちでゆっくり過ごしたいんだけど、、、
こう思われる自閉っ子ママも多いのではないでしょうか。

もちろん、脳に特性をもった自閉っ子達は、日常生活を送るだけでもとてもよく頑張っています!!おうちでのリラックスタイムもとても大事です。

しかし、人間の脳は、実際に何か行動したり、その行動によって得られるポジテイブな経験によって発達するといわれています。

脳は基本的には、生きている限り、半永久的に発達していくといわれていますが、脳にはそれぞれの分野があり、小児期に発達のピークを迎える分野もあるとされています。

キッザニアのメインターゲットは、幼児から小学生までだそうです。
キッザニアは、子どもの国で、子どもが主役の、子ども向け施設です。


日々、子育てや家事、仕事に追われて、目もまわるような忙しさの中で、何か新しい行動を起こすことは、本当にエネルギーがいりますよね。。。

しかし、人間の脳は、新しい行動を起こした時が1番活性化する、といわれており、その時の刺激が脳の発達に大きな効果がある、とされています。

子どもしか体験する事ができない、キッザニア。
子どもの時期に発達のピークを迎える脳の分野がある。
新しい行動が脳の発達には大きな効果がある。

これらの話を聞いて、どう思われるでしょうか。

子どもの時期にしかできない体験をさせてあげたい!!
大変かもしれないけど、今しかできないことをやらせてあげたい!!!

そう思われたなら、ぜひ、この思い立った今、キッザニアへ行ってみて下さい!!
きっと、勇気を出して行ってよかった!!!
と思える体験ができると思います☆

【これでバッチリ!!人混みだって怖くない!!服装を工夫してキッザニアを楽しもう♪】

皆さんは普段、お子さんにどんな服を着せられているでしょうか?
お子さんの好きな色の服を選んであげたり、好きなキャラクターや乗り物の絵がプリントされているモノを選んだり、、
と、普段から工夫されている方もいらっしゃると思います。

ここでは、実際にキッザニアに行くにあたり、私が事前に服装に関して工夫したこと、準備したことについて、ご紹介していきます。

まず、当日着ていくTシャツは、目立つ黄色をチョイスしました。
息子が黄色を好きなのもありますが、黄色だと、どこにいてもパッと目を引き、息子を見つけやすいと思ったからです。

他にも目を引く、赤やショッキングピンク、蛍光の緑なんかもオススメです。

とにかく、キッザニア内で突然走り出して、人混みに紛れてしまっても、目立つ色だとすぐにお子さんを見つけられるので安心です。
また、迷子になって、スタッフの方にお子さんの説明をするときも、目立つ色の服だと探してもらいやすい、というメリットもあります。

さらにもう一点、目立つ色をおススメする理由があります。

それは、キッザニアの館内がかなり薄暗いからです。。。
というのも、キッザニアの設定が、「夜のこどもの街」なので、あえて照明を落として、薄暗い雰囲気にしてあります。

そのため、薄暗い中でも我が子をすぐに見つけられるように、できるだけ目立つ色の服を着ていくことをオススメします!!

次に、着替えの服は多めに持っていくことにしました。
息子の過敏スイッチが発動して、着替えたいー!となっても余裕をもって対応するためです。

キッザニア内には、コインロッカーもあるので、多めに着替えをもってきても、必要でないときは、預けておくことができます。
また、施設内では、お着替えをできる場所も設けられているので安心です。

着替えを多く準備する目的は、もう一つあります。

それは、初めての場所や体験に不安感が強いお子さんは、制服を着るのが難しい場面もあると思います。
そういう場合は、スタッフの方に言えば、制服を着ずにお仕事体験をすることができます。

ただその時に、着ているお洋服が汚れたり濡れたりする場合があります。
そういった場合にも備えて、着替えは多く準備しておくと安心です。

たかが、服装と思われるかもしれませんが、自閉っ子達はどんなところでパニックや癇癪スイッチが入るか、当日になってみないとわかりません。
思いつく限りの準備をしておくことで、その不安を少なくすることができます。

準備をしてから行くことで、どんな結果になっても、これだけのことをやって行ったんだから!!と、準備をしてキッザニアに行けたこと、まずはそれが大きい成功体験です!!

キッザニアに行った当日は、お子さんにも、そしてママ自身にも大きな花丸をあげて下さいね!!

発達科学コミュニケーションリサーチャー

横田 聖子

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