見て見ないフリ&褒めのセットが癇癪を減らす
突然の癇癪で毎日対応に追われて、どうしたらいいのか悩んでいる支援学校キッズママは多いのではないでしょうか。
癇癪は、ママも本当に辛いですよね。
そんな癇癪をグッと減らすコツは、どんなことがあってもママが感情に巻き込まれないようにすることです!
そして、ママが見て見ないフリ&褒めのセットのテクニックでグッと減ります。
まず見ないフリをすることで、大泣きしても意味がないことに子どもは気がついてきます。
そして、見ないフリをしながらも、癇癪中に良いところを発見したらすぐに褒めることで「これだったらママが反応してくれるんだ」と子どもはだんだん理解するのです。
この「見て見ないフリと褒め」は必ずセットでやることで効果が発揮させます!
ひどい癇癪の娘がグッと減って嬉し涙した日
私の娘は、3歳から4年間ひどい癇癪で毎日悩んでいました。
突然、訳が分からず大泣きをして1、2時間何をしても泣きっぱなしでした。
そんな娘を見て、年少時の療育園の園長が「犯罪者にならないようにしないとね」と言ったのです。
その時の私は、「は!?何を言ってるの!?」と思いながらも、目の前で泣き叫ぶ我が子を見ると、園長のことばに反論できませんでした。
その3年後に、おしゃべり上達メソッドに出会い、癇癪の対応を学び実践しました。
ですが、なかなか見て見ぬフリ&褒めの対応は難しく、私の感情は表情に出てしまい、うまくいきませんでした。
そこで私は、透明人間になることを思いつきました!
癇癪中は娘からは一切見えない透明人間です。
そして鼻歌を歌って掃除をしたり、料理に没頭しました。
没頭しながらも見て見ないフリをして、娘が少しでも泣き止むと、最高の笑顔を見せて「いいじゃん!」「お茶飲む?」などといつものママに戻るイメージで声をかけていきました。
この方法で、癇癪がグッと減っていったのです。
その後、特別支援学校で行われた支援会議がありました。
そこで担任の先生や放課後デイサービスの職員の方に「いつもにこにこで、クラスのアイドルです!」と言ってもらい、私はその場で嬉し涙がこぼれました。
癇癪が減ったら・・・想像してみませんか?
もし癇癪が減ったら・・・
もし無くなったら・・・
ぜひ想像してみてください。
癇癪がなくなったら外食ができるかも!おでかけも!旅行も!!
この見て見ぬフリ&褒めのテクニックは、コツをつかむまでに時間がかかる対応です。
ですが、上手にできるようになったら1週間ほどでグッと減る方もいらっしゃいます!この方法で必ず楽になれますので、やっていきましょう。
今まで癇癪が理由で、疎外感を味わっていたママは、希望に満ちた日々にぜひしていきましょう^^
癇癪をグッと減らす対応テク
①癇癪中は見て見ぬフリをする
・目を合わさず、体も子どもの方へ向けない
・否定的な態度や表情や感情は出さずに平静な態度をキープ
②少しでも良いところがあったらすぐに褒める
・褒め逃しのないように褒める準備をしておく
・プラスのことを考えて待つ
・少しでも褒めポイントがあればすぐにママの最高の笑顔で褒める
癇癪が始まったら何をするかあらかじめ決めておくと、迷わずすぐに対応ができます。
褒め待ちをする透明人間になったつもりでやってみてください^^
言葉がゆっくりな支援学校キッズの言葉がどんどん増える
自閉症専用3ヶ月おしゃべり上達メソッド
発達科学コミュニケーショントレーナー 月山おと