共感&待つ対応が不安を和らげて行く決心がつく
せっかくお出かけしても車から降りなかったり、入り口でパニックになって入れなかった経験はありませんか?
支援学校キッズは知らない場所や、いつもと違うことに不安を強く感じる傾向があり、すぐに行動に移せない時があります。
そんな時に家族から「早く行くよ!」「車から降りて!」と指示をされると、気持ちが追いついておらず、パニックになってしまうのです。
そこでママは行きたがらない子どもに共感する声かけをしましょう。
そうすると、子どもが抱えている不安をだんだん和らげ、気持ちが安定してきます。
そして、決して慌てないでじっと待ちながら、「この場所にはこれがあるんだよ」と、スマホなどで画像を見せたり、ことばで伝えてあげると、心が安定した子どもは、情報がスッと理解ができて、行く決心がつきます。
車から降りない娘が元気に目的地到着!
娘は不安がとても強く、知らない場所に入ることをとても嫌がりました。
今までの私は、駐車場に車を停めて「行くよー降りてー」と声をかけて、娘が降りてこないと「もう!なんで?」とイライラしていましたが、共感して待つ対応に変えると自分から車を降りて歩くことができました。
「初めて来るところはドキドキしちゃうよね〜」などと共感して、目的地には好きなソフトクリームや乗り物があることを画像で見せながら、急かさず待っていると、決心がつき目的地まで行くことができるようになっていきました。
こうして何度も経験していくうちに、知らない場所でも嫌がることがなくなっていき、今では初めての場所でも車から降りて、スイスイ目的地に到着して楽しむようになりました!
子どもの世界が広がる経験を増やしたい!
子どもがパニックになってすぐに帰るというような、ただ疲れるだけのお出かけは、いますぐ解消しましょう!
どんなに小さな経験でも我が子の新しい世界がそこから広がっていくと思うと、今この時から色々な経験をさせていきたいです。
家族と一緒に楽しいことを経験したい!
行ったからには楽しみたい!
というママはぜひ共感&待つ対応を試して欲しいと思います^^
パニックの子どもが行く決心ができるママの対応術
♡ママは子どもの感情に平常心で対応しましょう
♡嫌がる子どもの気持ちに共感しながらじっと待ちます
♡落ち着いたところで、子どもの好きな目的を画像で見せたり、言葉で伝えます
♡子どもの様子を見て、「行こうか!」と目的地へ行く声かけをします
♡子どもがいく決心をして、動き始めたら褒めましょう
このような経験を繰り返すと、お出かけ上手になります!
言葉がゆっくりな支援学校キッズの言葉がどんどん増える
自閉症専用3ヶ月おしゃべり上達メソッド
発達科学コミュニケーショントレーナー 月山おと