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自閉症の子が友達と遊べるようになるママとの土台作り
今回の記事では「わが子が友達とまだ遊べない理由」についてお伝えしていきます^^
園に行っても、一人で遊んでいたり、集団から外れている姿を見ると親としてなんだかいたたまれない気持ちになりますよね。
なんとなく胸が締め付けられるような、不憫(ふびん)なような。
そんな想いを当時私もしていました。
けれども実はここ、見え方を少し変えると受け止め方も変わってきます。
自閉症の子どもたちは、人が苦手というよりも「まだ人に興味が向いていない」そんな段階にいることがあるんです。
だから、「入れない」のではなく「入っていない」
この違い、すごく大きいんです。
はじかれているというワケではなく、自ら自分の世界にいるという感じです。
その方が落ち着くし、その方が楽しいし、自分の好きな遊びに没頭できます。
そもそも自閉症の子どもたちは、同年代の子どもよりも、年上の子や大人と付き合うことの方が得意です。
大人といれば、ある程度要求を汲み取ってもらえるので子どもにとっては楽に過ごせる空間になるからです。
予想できないことが苦手で、自分の想定外のことをする「子ども」は自閉症の子にとって
予測不能な存在。
だから、同年齢の子どもたちとの関わりは、どうしても少なくなりがちです。
あるいは、無発語や単語、オウム返しのお子さんは人への興味もまだ広がる前で、まずはママと関係を深めることが最優先の段階なのでそもそもあまり他の子に関心を示さないこともあります。
ここで大事なのは、無理に友達の輪に入れることではありません。
じゃあどうすると、人に興味が向いていくのか?
ここで大事になるのが、おうちでお母さんと「うまくいくやりとりができた」の経験です。
・伝わった
・わかってもらえた
・一緒にいると楽しかった
こういう経験が増えていくと、子どもは少しずつ「人と関わるっていいかも」と感じ始めます。
つまり、自閉症の子が友達と遊べるようになるために先に育てたいのは、友達づきあいそのものよりも“人とやりとりするって心地いい”という土台なんです。

友達をまるで透明人間のようにスルーしていた息子に変化が出た話
保育園の年少ぐらいまでのころの息子は友達に興味なしどころかまるで透明人間かのようにスルーして過ごしていました。
公園で砂いじりをしている息子の真隣りに友達が来てもチラリとも見ない。
「ほんとに見えてないのかな?」そう思うくらい人に意識が向かない子でした。
そんな息子が年中半ばからおうち療育を始め、卒園間際の2月頃には3年間同じクラスだったウルトラマン仲間のA君とやりとりができるようになり、今でも「親友」と本人がいうくらいの大好きな友達ができました。
この変化を通して感じたのは、最初から友達と上手に遊べる子だったわけではなく、人への興味や、やりとりの土台が育ったことで、少しずつ友達との世界が広がっていったということです。
だからこそ、もしも今友達と遊べないわが子にショックを受けているとしたら、発達の途中だからこそ、まだ大丈夫なんですよ(^^)

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友達に興味がない今こそママとのやりとりを育てたい理由
つい私たちは、「こっちに来て、みんなと一緒に遊ぼう〜!」と声をかけたくなります。
私も、友達と遊ぶように促してしまったことがありました。
だけど言っても言っても一人…。
そんな状態でした^^;
大人は、良かれと思って言ってるんですが、実はこの段階の子どもにとっては
(・・・嫌なんだけど( ̄∀ ̄))
みたいに、そんなズレが起きてしまうこともあります。
実はこれ、頑張らせる方向が少し違っているサインです。
ママとのやりとりの土台が少ないまま外に出ると、友達に興味が湧かないだけでなく、興味が出てきた段階で悪気なく
・じ〜っと顔を見て嫌がられたり
・距離感を間違えて手が出ちゃったり
うまくいかない経験が増えて、友達関係に自信をなくす場合だってあります。
だから、友達に興味がなく、遊べない“今”は、遅れている時期ではなくて、人と関わる準備を、いちばん丁寧に育てたい時期なんです。
焦って外で何とかしようとするより、まずはおうちでママと一対一のやりとりの経験を増やしておくことが、あとから友達関係をラクにしてくれます。

自閉症の子が友達と遊べるようになるためにママができること
では、おうちで何をしたらいいの?
というと、
“人と関わる土台”をママと作っていくために大切なのが愛着形成です。
自閉症の子が友達と関われるようになるためには、まずはママとの安心できるやりとりを増やしていくことが大切です。
ただ、自閉症の子の愛着形成は定型発達の子よりもユニークなので、関わり方にも少しコツが必要です。
たとえば今日からできることは、
「これ見てみて〜!」と注意を引くよりも、
子どもが見ているものにママも目を向けて、ことばを添えること。
子どもが車を見ていたら
「くるまだね」
シャボン玉を見ていたら
「しゃぼんだま、きれいだね」
すべり台を見ていたら
「すべりだい、楽しそうだね」
こんなふうに、子どもの興味に合わせてことばを返していくと、“ママといると伝わる・わかってもらえる”経験が増えていきます。
愛着形成を進めながらママとのやりとりを増やす具体的な方法は、こちらの電子書籍にもまとめていますのでぜひ読んでみてください^^
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発達科学コミュニケーション
トレーナー 桜山尚

- ・・ ―― 自己紹介 ―― ・・
- 一方通行の会話で止まってしまっている自閉っ子の『言葉』を伸ばす専門家です。会話の苦手な自閉っ子の子育てで、寂しい思いをしているママへ。愛着を深く育むと、欲しかった会話力が手に入ります。その夢、私と一緒におうち療育で実現しませんか?







