自分で感情をコントロールできない
楽しみにしていたミスドが大雪の影響で臨時休業になっていて、お店の前でかんしゃく。
公園で遊べると思っていたら、大雨が降ってきて遊べなくなり、かんしゃく。
このように、どうすることもできない状況の時にかんしゃくを起こされて困った経験はありませんか?
年齢が上がるにつれ、そして大人になると我慢しなければならない場面や、自分の思いどおりにならない状況に多く直面することになります。
無力な母親のレッテル
我が家の長男は、思いどおりにならないと、お店の汚い玄関マットの上だろうが、雨が降った後の泥だらけの水たまりがあろうが、その場に大の字で寝転び、かんしゃくを起こしていました。
長男が一番辛いのですが、長男を見て軽蔑の視線を向ける人を見ること、その場に立ち尽くすことしかできない無力感は今も忘れることができませんし、本当に辛かったです。
我慢ができない性格ではない
思いどおりにならずにかんしゃくを起こす自閉っ子は、
▶︎どうすることもできない状況を理解しているが、感情がコントロールできない
▶︎状況を解決する方法が思いつかない
どちらにしても、感情系と思考系の脳の発達がゆっくりです。
感情系の脳をクールダウン♪
(1)共感の声かけで落ち着かせる
かんしゃくを起こされるとママもパニックになりがちですが、まずは「こうえん、いきたかったね」「ドーナツ食べたかったね」と、必ず共感してあげてください。
言葉が分かるかどうかは関係なく、ゆっくり丁寧に伝えてあげることで、お子さんにきっと伝わります。
「がまんして!」「しかたがないでしょ!」と言いたくなるところですが、かんしゃくを起こしているお子さんは気持ちが高ぶっているので、ママがまた怒っていると感じて終わりです。
(2)落ち着いたら代わりの楽しみを提案する
公園で遊べなかったのであれば室内アトラクション、ミスドが休みだったらセブンイレブンのドーナツというように代わりになる楽しみを提示してあげてください。
こだわりで「ミスドじゃなきゃダメ!」というお子さんもおられるかもしれませんが、提示はしてあげてください。
楽しみにしていた内容の脳のエリアが働けば、お子さんの脳はすんなり納得してくれます。
(3)すぐに褒める
納得し行動を変えてくれたら、おもいきり褒めてあげてください。
お母さんに褒めてもらえるから代わりのモノで納得するというのも、感情系や思考系の脳の成長につながります。
お子さんが自分で感情をコントロールし、他人に頼ることなく行動を切り替えられる大人になれるよう、ぜひ試してみてくださいね♩
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発達科学コミュニケーショントレーナー
水川 ねねhttps://www.instagram.com/nene_mizukawa/