絵本を何度も読んで欲しがるブーム到来
自閉っ子、小さい頃はこちらの事を気にせず遊んでいて
寂しい思いはもちろんあったけど、その反面
ある意味家事ははかどるので助かっていた・・・
が!
最近『これ読んでー!』と何度も何度も同じ本を読んでもらいたがり
(またこの本〜?)と思うことないですか?
何度も何度も同じ本を読んで欲しがるのは、理解の脳のエリアに発達の旬が訪れたという証拠です。

何度も何度も「ママ読んで〜!」
我が家の自閉っ子の息子は絵本が大好き。
毎月毎月新しい絵本を数冊は買って息子の好きを伸ばしているのですが、絵を楽しく眺めておしまい。
ということが、しょっちゅうありました。
そこで私が息子に「ママが絵本読もうか〜?」と言うと、
「いかない!(読まないで!)」と返されてしまうということがお決まりのパターン。
それがある日を境に息子の方から「これ読んで〜!」と絵本を持ってくるようになりました。
はじめは珍しさと嬉しさで家事の手を止めて
「いいよ〜(^^)」と読んでいた私。
それが次第に挨拶がわりのように目が合うと「これ読んで〜!」と何度も何度も同じ絵本を読んでと言うようになりエスカレート!
場合によっては「・・・〜おしまい!」と読み終わったそばから「ママ読んでー!」とエンドレスリピート(^^;)
最終的には手当たり次第に絵本を持ってきて「読んで、読んで!」と言ってくるようになりました。
これがいわゆる世間でよく聞く『うちの子何度も同じ絵本を読んで欲しがるんだ〜』
っていうママの悩みでよく聞くやつか〜と思いました。
それと同時に、「読んでと言ってくれるなんて羨ましいな。」と当時は苦しく思っていたことを思い出しました。
うちの子にもこんな日がくるとは思いもしなかった・・・と感慨深く思ったのと同時に、当事者になってみると確かに大変(^^;)笑
ブームは突然やってくる
今まではこちらからどんなにアプローチしても読んで欲しがらなかったのに、
なぜこんなに突然読んで欲しがるようになったのか、
その理由がわかるとポジティブにこの要望に応えてあげられるようになる思いませんか?

そのブーム、生かさなきゃ損!
できるだけそのブームを満喫させてあげてください。
発達の旬が訪れると、子どもの遊びや行動のブームとなって現れることが多くあります。
絵本を何度も読んで欲しがるのもブームの一つ。
絵本の場合は理解の脳のエリアがぐんぐん育つことにつながります。
栄養の吸収率が高い旬の時期を活かせば、理解の脳のエリアを、得意な脳のエリアにまで育て上げることもできるかもしれません。
可能な限り絵本を何度も読んであげていた結果、
自閉っ子の息子は暗唱している絵本が何冊もできましたよ(^^)

関わりを強く求めなかった子が
みるみる愛着を深める
自閉症専用3ヶ月
おしゃべり上達メソッド
発達科学コミュニケーション
トレーナー 桜山 尚
インスタグラムで自閉っ子と『愛着』を深めて言葉を伸ばす方法について書いています。
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