目次 [hide]
ママが不安になる特別支援学校の相談会
来年4月に向けてお子さんの就学先を検討している、またはすでに決めていて、特別支援学校(以下、支援学校)の相談会が控えているご家庭もあるのではないでしょうか。
支援学校の見学や自治体の就学相談が終了し、次にやってくるのが各学校での本格的な相談会(「説明会」など呼び方は自治体・学校によって様々)です。
支援学校で開催される相談会ってどのようなことをするんだろう? 子どもと一緒に行ってお話が聞けるのだろうか? と、行く前から不安なことがたくさんありますよね。
ことばが増える声かけレクチャー動画付き
↓↓↓
↓画像もしくは下記URLをクリック!
https://www.agentmail.jp/lp/r/16297/138557/
学校側が子どもの行動や習慣を把握するスペシャルタイム
支援学校に入学を検討・希望している場合、支援学級が主催する相談会に行き、 ママ・パパにとっては見学会で質問できなかったことを解決できる重要なタイミングですね。
12月頃に開催される支援学校の相談会は、学校の職員が実際にお子さんの集団行動を観察したり、ママ・パパとの個別面談をしたりする場となります(自治体や学校によって異なる場合あり)。
この時点では、入学は正式に決まっておらず、支援学校側で実際にお子さんの行動や習慣を把握し、どのくらいのサポートが必要な子どもたちなのか、教員数や公的支援はどのくらい必要か、等を算出するための時間でもあります。
知的障害&自閉っ子娘が1人で行けた集団行動観察
わが家の年長長女は重度知的障害のある自閉っ子です。人が大好きで周りをよく観察し、行動ができる娘の長所を伸ばし、娘のペースで楽しく過ごせる環境を手渡したい!そんな思いで支援学級への入学を希望しています。
娘が入学予定の支援学校の相談会では、ママは説明会や先生との個別面談、子どもたちは集団行動観察のため担当職員さんと別室に移動する流れでした。
私は「ママと子どもが2時間も離れて、初めての場所で、初めての人と活動する!?うちの娘は大丈夫かな?」と不安な気持ちがありました。 なぜなら、1年以上前までは初めての場所に行くとき、人に会うときは警戒心が強く、その場で立ちすくむ子だったからです。
しかし、発達科学コミュニケーションを学び、娘の良い行動に注目して肯定的な声かけをしたことで、場所見知りや人見知りがほぼなくなったのです!
そのため、今回の相談会では私の不安とは裏腹に、娘は支援学校に入るときもにっこにこ! 担当してくれる職員さんともニコニコでご挨拶をして、私に手をふりながら何事もなく行動観察に向かいました^^
私も個別面談が終わり、娘と再会の時間に。担当職員さんから行動観察時の娘の様子を聞くと、
✔︎ いろんな先生のところに行ってご挨拶してましたよ〜
✔︎ みんなと一緒に測定がんばってましたよ〜
✔︎ お着替えもできてましたよ〜
と、たくさんの娘のできた!を聞くことができ、とても嬉しくなりました。娘もとても楽しかったようで、担当職員さんとハイタッチでお別れすることができました。
ママの笑顔が子どもの安心を作り出す最高のプレゼント
支援学校の相談会は、来年4月の入学に向けてそれぞれのお子さんが必要なサポートを事前に把握するためのスペシャルタイムです。
支援学校の職員さんは発達に不安があったり、知的障害や自閉症など障害のあるお子さんと接するプロです! お子さんを温かく迎え入れ、どのようにサポートしていこうか親身に考えてくれています。
ママがニコニコの笑顔で「いってらっしゃい!」と声をかけるだけで、お子さんが安心して行動観察に向かうことができますよ。ぜひ不安にならず、お子さんのチャレンジを見守っていきましょうね^^
- ・・ ―― 自己紹介 ―― ・・
- 知的障害っ子のことばを伸ばしてお出かけ上手にする専門家です。知的障害のある自閉症の6歳娘を育てる元研究員ママです^^
- ことばが出ず、すぐに癇癪を起こし外出先での疎外感で辛い日々から、子どもとのおしゃべりもお出かけも全力で楽しめる未来を一緒に叶えていきましょう!