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兄弟で発達障害の特性をもっていると大変
兄弟で発達障害がある場合、ケンカを解決することは簡単ではありません。
相性が悪すぎてどうしたらいいか分からない。
兄弟間の関係で、悩んでおられませんか?

脳の発達がゆっくりな発達障害のある子
兄弟で発達障害の特性をもっていると、お互いが同じ特性、違う特性だったとしても衝突が絶えません。
年齢が近ければ近いほど、脳の発達がゆっくり者同士、主張が譲れずケンカに発展する確率は高くなります。
自閉っ子とADHDっ子のケンカが絶えない日々
我が家は、自閉っ子の小1長男、ADHDっ子の年少次男、兄弟で特性が違います。
小1の自閉っ子長男は知的障害もあり、簡単な会話ができるようになったところです。
年少のADHDっ子次男は知的障害はありませんが、すぐに手が出て大きい声を出してキレます。
ADHDっ子次男が遊んでいるおもちゃを、自閉っ子長男が勝手に手に取り、ケンカに発展することが多かったのですが、手を出したADHD次男を真っ先に注意していました。
ADHD次男が「あおくん(自閉っ子長男)きらい!」と言うようになり、兄弟関係は悪化していきました。
幼少期の関係を大切に!
あのまま放置していたら、仲が悪い兄弟のまま大人になっていました。
年少期の関係は、今後の人生に大きく影響します。
お互いの人生を自由に歩んでいってほしいですが「離れていても心は繋がってる」そんな兄弟であってほしいと強く願っていました。

仲良し兄弟へ導くママのマル秘声かけテクニック
(1)手を出したADHDっ子次男を怒らない
ケンカの原因は、自閉っ子長男にあるにもかかわらず、手を出した方が悪いと感じ、ADHDっ子次男を怒っていましたが、いきなり否定から入ると自己肯定感も下がり、聞く耳をもってくれません。
(2)ADHDっ子次男の気持ちを先に代弁する
しっかり目線を合わせてから「おもちゃ、取られて嫌だったね〜」と代弁します。
(3)自閉っ子長男の気持ちを代弁する
同じように、しっかり目線を合わせてから「おもちゃ、貸してだね〜」と代弁します。
(4)ADHDっ子次男に、手を出したことについて考えさせる
母「あおくん、叩かれて痛かったかな?」
次男「痛かったと思う」
母「そっか〜。あおくん痛かったね」
次男「ごめんなさい」
と落ち着いてやりとりをします。
基本的にオウム返しするだけでOKです。
(5)2人を褒めてケンカを終了する
最後に手を出さなかった自閉っ子長男、手を出してしまったけど謝罪ができたADHDっ子次男を褒めて終わります。
兄弟げんかのときこそ、社会性が育ち、脳を発達させるチャンスです。
ぜひ声かけを変えてみてくださいね♪
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ぜひ遊びに来てください★

\世界一ハッピーな知的障害子育て/
会話ゼロの子の言葉のキャッチボールが加速する♪
発達科学コミュニケーショントレーナー
水川 ねね
https://www.instagram.com/nene_mizukawa/
