耳に蓋をされた状態?
「絵本読んで〜!」という割に、読み始めると集中して聴くのではなく、読んでいる最中に物語の内容や挿絵についてすごく喋りかけてくるということないですか?
これ以外にも、人の話が最後まで聞けない傾向がある自閉っ子は、聴覚の脳のエリアが未熟です。
そのため、耳に蓋をされている状態と同じ。
自分の中の思考だけが展開してしまうのです。
段々絵本を読み聞かせる時間がストレスに・・・
自閉っ子の咲人は、絵本が大好き。
そのため、毎晩寝る前に絵本を読み聞かせるのですが、その際に最初から最後までだまって聞くことがほとんどありません。
途中で何度も何度も口を挟みます。
それも、こちらが絵本を読む声よりもすごく大きな声で。
そこで、私も張り合うくらい大きな声で読んだり、読むのを途中でストップしたりしてなんとか口を挟むのをやめさせられないかな〜?と思っていました。
私自身読みながら何度も何度も口を挟んでくるので、絵本を読み聞かせるのがだんだんストレスになってきていたのと同時に、(この読み聞かせ意味あるのかな・・・)と思ってしまっていました。
自閉っ子に振り回されないで
もしもあのまま私がどうせ聞いてなさそうだし毎晩の読み聞かせやめた!
となっていたら、未熟な聴覚の脳のエリアを育ててあげる事ができなかったかもしれません。
声の大きさを張り合わない
多人数での読み聞かせの場合は、他の人の邪魔になってしまうので、「視覚」に訴えましょう。
例えば口の前に指を立てて「お口にチャックだよ」とします。
そうでなければ、子どもに好きなように喋らせてあげてください。
この時に、張り合うように大きな声を出して読むのではなく、小さな声で読むのがおすすめ。
そうすることで、集中して聴く練習になるので、聴覚の脳のエリアのトレーニングになりますよ♪
咲人は私が大きな声で読んでいた時より、小さな声で読んだ方が物語を集中して聞けるようになりました(^^)
インスタグラムで会話が難しい自閉っ子とのママの関わり方について『愛着』にフォーカスして書いています。
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