児童発達支援 食いっぱぐれないプロジェクト

キッザニアに行こう!自閉っ子が安心して楽しむための準備②パビリオンの選び方

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子どものが実際にお仕事体験することができるキッザニア!どんなお仕事があるの?初めて行くけど、ちゃんと楽しめるかな?うちの子、自閉症だけど、どんなお仕事だったらできるんだろう?そんな不安がワクワクに変わる、お仕事選びについてご紹介します☆

【1日では回り尽くせない、お仕事の数々!!!】

キッザニアには、実に様々なお仕事体験やアクティビティが用意されています。
その数なんと、パビリオンは約50種類、お仕事は約70種類です!
ざっくりあげただけでも、以下の様なお仕事があります。

キッザニアのお仕事

  • 何かを作って食べる、飲食系のお仕事
  • パソコンを組み立てたり、プログラミングをする、IT関係のお仕事
  • コースターや、石鹸、ハンドクリームなど、何かを作る、工作系のお仕事
  • 歯科医や歯科助手、薬剤師、外科医、介護職など、医療関係のお仕事
  • 演劇やダンスなど、誰かを喜ばせるためのエンターテインメント系のお仕事
  • 下水道工事やクライミングをして点検をする、工事系のお仕事
  • パイロットやCA、電車の運転手や車掌など、乗り物系のお仕事
  • 警察や消防関係など、人を守る系のお仕事
  • 証券会社や銀行、クレジット会社など、金融関係のお仕事

これらはほんの数例ですが、本当にお仕事が多種多様で、一日で全部を回ることは到底できません。
そこで、キッザニアに行く前に実際にやりたいお仕事を2、3個、あらかじめ決めておくことをオススメします☆

それぞれのお仕事には、一度に体験できる人数が決められており、体験をする前に受付をしなくてはいけません。
そのため、人気のパビリオンはすぐに受付終了となってしまうことも少なくありません。
特に、飲食系や消防士、パイロットなどの乗り物系のパビリオンはとても人気です。

キッザニアは基本的に、お子さんが1人でお仕事をしますが、中には、親子で参加できるアクティビティも用意されています。
不安感や指示理解に難しさがあるお子さんには、ママと一緒にやるアクティビティの中で、‘できた!‘を体感させてあげるといいかと思います。

親子で一緒に参加できるアクティビティ

  • ビーズアート
  • ボールペン制作
  • フラワーアレンジメント 

などなど、、、

また親子参加ではなくても、パビリオン内に壁がなく、親が中に一緒に入って、すぐそばで見守ることのできるお仕事もあります。

【知的重度自閉っ子の息子にとって壁になると思った事・準備した事】

私の小学生の息子は、重度知的障がいのある自閉っ子です。
初めての場所や人混み、薄暗い環境が苦手で、強い不安感を覚えてしまいます。
不安感が強くなると、大きな声をあげたりパニックになって泣き叫んだり、癇癪が起きたりしてしまいます。
一斉指示を理解する事も難しいです。

いざ、キッザニアにチャレンジしよう!と思った時、膨大なアクティビティの数の中から、当日ぶっつけで行ってどれをやるかを決めるのは、かなりハードルが高いと思いました。
また、いきなり予告なしに連れて行っても、「ここどこーー!!??」の不安感から、そもそも中に入る事もできないかもしれないと思いました。

息子は視覚優位なので、色々な事を目で‘見る‘事によって、理解しています。
実際に行く場所や体験するモノを目で見て、それと同時に、回る順番などの流れを、実際に‘見せる‘ことによって、安心感がうまれます。

そこで、キッザニアに行く数週間前から、視覚による事前予習を始めることにしました。
それと同時に、当日やるお仕事の流れなど、1日のスケジュールも決めて、そこも事前予習に組み入れました。

そうする事によって、息子はキッザニアチャレンジ当日、落ち着いてキッザニアに入国することができました!!


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【子どもの時期に、体を動かして五感を使ってリアルな体験をしよう!!!】

脳に特性のある自閉っ子。
そんな自閉っ子達ですが、体をたくさん動かして五感を使って、色々なリアルな体験を積むことは、脳の発達にとって、とても大切な事です。

脳に特性があるがゆえに、社会の様々な環境に適応することが難しい場面もたくさんあります。
その為に、泣く泣く、様々な体験を諦めざるを得ない場面に何度も遭遇された自閉っ子親子は多いのではないでしょうか。

しかし、環境に適応できないからと、たくさんの事を諦めてしまうのは、脳の発達にとっては、大変もったいない状況だといえます。
脳は、実際に体を動かし、実際に行動したり体験したりすることが、発達を促すための最大のサプリメントだとも言われています。

キッザニアへのチャレンジは、まさに五感を使ったリアルな体験を積むことができる要素が詰まっています!

色々なパビリオンを見たり、色々な食べ物や素材の匂いを嗅いだり、色々な作業の音や乗り物の音、楽しい音楽を聴いたり、実際に作ったものを飲んだり食べたり、手先を作って何かを作ったり、体全身を使ってダンスをしたり、壁をよじ登って点検したり、、、

ちょっとした工夫や準備で環境を整えてあげることでチャレンジできるのであれば、発達の伸び盛りの‘今‘の時期に、諦めずにチャレンジしてみませんか?

【実際のパビリオンやお仕事体験の様子などを見て、親子で楽しく会話しながらシミュレーションしよう!!】

キッザニアの事前予習では、まず一緒にホームページを見て、息子が1番興味があるお仕事を決めることにしました。
「どれやりたいー??」
無発語の息子ではありますが、様々なパビリオンや実際のお仕事体験の様子の写真を見て、興味津々。

消防車の写真を見て、
「これー!!」
と、指さしてくれました。
「じゃあ、ここ行こうね!」
と、息子に言って、ひとつ目のお仕事チョイス完了です。

次に、私が近くで見守れるお仕事を1つ選ぶ事にしました。
万が一、息子の癇癪が起きてしまっても、私と一緒だとヤル気を出して、体験できるかもしれないと思ったからです。
息子は学校の図工で色塗りをする事にハマっているのを知っていたので、お仕事体験時に壁がなく、私がすぐそばで見守る事のできる、ペンキ職人のお仕事をチョイスしました。

その後YouTubeで、実際にペンキ塗り体験の動画を一緒に見ながら、
「こうやって大きな壁に大きなハケを使って、色を塗っていくよー」
と、説明しました。
息子は画面を食い入るように見ていました笑

その他にも、乗り物が大好きな息子は、ホームページ上の阪神電車やANAの本物の飛行機に大興奮!!!
「阪神電車もANAの飛行機もあるよー」と言うと、
「これ見たいー!!」
と、言ってきました。

最後に、ざっくりと回る順番を見せて、
「初めに、消防車行って、その後、ペンキ塗りに行くよー」
と、説明しました。

この流れを、息子と楽しく会話しながら、数週間前から何度もシミュレーションしました。
皆さんもぜひ、お子さん達と実際の写真や動画を見ながら楽しく会話して、当日の流れをシミュレーションしてみてください!!

親子共に、不安なドキドキが楽しみなワクワクに変わるはずです!!

発達科学コミュニケーションリサーチャー

横田 聖子

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